コロナ禍が習い事教室の運営に与えた変化

習い事教室や塾などのスクール事業の多くが、新型コロナウイルスの感染拡大により休校を余儀なくされました。さらに、年度替わりの時期に重なったことで、新規生徒の入会にも大きな影響を与え、習い事教室や塾の運営者にとって経済的なダメージは小さくなかったと思います。

ようやくコロナウイルスの感染拡大の波が落ち着き、多くの教室が授業やレッスンを再開しましたが、そこにはコロナ前とは違う、いくつかの変化がありました。ここでは、コロナが教室運営に与えた変化についてご紹介します。

少人数クラスへの対応(時間割・スケジュール管理)

1クラスあたりの生徒の定員数は、習い事の種目や教室の方針によって違いはあるものの、全体として少人数化する方向に変わってきました。特に大きな影響を受けたのが室内で体を動かす武道やスポーツやダンスなどで、定員数を半分にし、ひとつのクラスを二つに分けるような対策を取る教室も現れています。

少人数クラスになり、レッスンや授業の小間数が増えると、時間割やスケジュールの管理にかかる事務作業の負担が増加します。そこで便利なのが、時間割やスケジュールを管理できるシステムやアプリです。カレンダー上にレッスンの時間割を作り、各レッスンに参加する予定の生徒や体験者の情報を入力し、先生達の間で共有します。生徒の出欠記録や振替の対応ができるサービスもあります。このような習い事教室・塾などのスクール向け業務管理システムを利用すると、時間割やスケジュールの管理を効率的に行えるようになります。

キャッシュレス化への対応

習い事や塾などのスクールでは、月謝の支払いを現金で行っているところがまだまだ多くあります。コロナ禍は、この現金による支払いをキャッシュレス化に向かわせる影響を及ぼしています。

現金は多くの人が直接手に触れています。何人もの生徒から月謝袋を集めて中身を確認する作業は、先生にとってリスクの大きい作業になります。また、コロナをきっかけにオンラインでのレッスンを始めた教室では、そもそも直接会うことがなくなった為、月謝を受け取る機会が無くなってしまいました。また、保護者にとっては、日常的にキャッシュレス決済を利用する機会が増える中で、現金のやりとりを敬遠する人も増えてきています。コロナによって、習い事業界のキャッシュレス化が加速されたと言えるでしょう。

習い事や塾などのスクールが利用できるキャッシュレス化の方法は、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

オンラインレッスンの対応

私たちが2020年5月にスクルーを利用するパートナー教室に対して、オンラインレッスンへの取り組み状況のアンケート調査を行ったところ、「既にオンラインレッスンを実施している」と「オンラインのコンテンツを準備中」と回答した教室の合計が、回答者全体の7割を超えました。一方、その後のヒアリング調査ではオンラインレッスンを実施した結果として、コンテンツの不足や、月謝の集金方法の問題など、いくつか課題も見えてきました。

この先、再度コロナウイルスの感染が拡大して休校を余儀なくされる事態も想定されます。スムーズにオンラインレッスンへの移行が行えるよう、ツールの選定、コンテンツ(カリキュラム)、月謝の取り決めなど、事前に準備し生徒と共有しておくことで、安心して教室運営が行えると思います。

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