スクルーと警視庁交通部から交通安全情報についてお知らせです。
2月は「立春」で暦の上では春となりますが、まだまだ寒い日が続きますね。
ところで皆さん、昨年(令和2年中)に都内でどのくらいの交通人身事故が発生したと思われますか?
令和2年中の交通人身事故発生件数 25,642件 死者数 155人
このうち、自転車の事故については 11,443件 死者数 34人
となっており、令和元年中と比べて、自転車の交通人身事故は1,651件減少しましたが、自転車の事故で亡くなられた方は同数の34人に留まっています。
自転車の交通人身事故件数は一見して減っているように思えますが、交通事故に自転車が関与する割合では、令和元年の39.0%から40.6%と交通事故全体に自転車が関わる割合は増加しています。
なお、自転車の交通事故で最も多いのが「出会頭」の事故で、全体の約40%を占めています。出会頭の事故を防ぐためには、一時停止標識のある場所では必ず停止して左右を確認! 一時停止標識のない場所でも左右をしっかり自分の目で確認して通過しましょう!
また、自転車を歩行者感覚で乗っている方をよく見かけますが・・・
それは大きな間違いです!自転車は車両の仲間、歩道では歩行者が優先です!
自動車やバイクと同じように、人にぶつかれば怪我をさせますし、最悪な場合、死亡事故に至る可能性もあることを憶えておいて下さい。
今年ももう1か月が過ぎました、残り11か月間、交通事故を起こさない、遭わないように交通ルールを守って、自転車を安全に利用しましょう。