【BEAT AC TOKYO】かけっこ教室、たった1回で走りが速くなる! 練習のコツを聞いてきました

「わが子に何か運動系の習い事をさせたい」と思ったとき、なんとなくで競技を選んでいませんか?
 
  • お友達が通っているから
  • 親が子どもの頃習っていたから
  • 子どもが好きになってくれそうだから
 
プレ・ゴールデンエイジ(5歳〜8歳)、ゴールデンエイジ(9歳〜12歳)の子どもは、神経系の発達が著しく、運動動作の習得が一生のうちで最も進むと言われています。この時期にしっかり身体を動かすのはとても良いことなのですが、何を選ぶかは悩ましいですよね。
 
今回、スクルー編集部では「かけっこ教室」という、ちょっと珍しいスクールを取材してきました。
 
国内外のフルマラソンに多数出場し、2時間9分21秒の記録を持つスクール代表。そして、箱根駅伝2年連続出場、10,000mで28分50秒05の記録などを持つコーチ。そんな輝かしい経歴をもった実力派ランナーが、年中・年長から小学6年生までを教えてくれる、すごいかけっこ教室「BEAT AC TOKYO」です。
 
この記事を読めば、子どものかけっこが速くなるコツ、ご自宅でもできる運動神経を鍛える方法、そしてBEAT AC TOKYOの魅力がわかります!
 

 

BEAT AC TOKYO かけっこ教室

 
\荒井コーチにお話をうかがいました/
 
荒井 輔(あらい たすく)コーチ
 
《経歴》
宮城県出身
利府高校→青山学院大学→JR東日本
→株式会社BEAT SOCIAL SPORTS
 
《記録》
1,500m 3分46秒03
10,000m 28分50秒05
 
《競技歴》
2009〜2010年 箱根駅伝 2年連続出場(1区-3区)
2007年 関東インカレ1500m 優勝
2009年 関東インカレ1500m 優勝
2010年 全日本実業団選手権1500m 7位
2012年 日本選手権1500m 3位
2013年 日本選手権1500m 6位
 
 
BEAT AC TOKYO かけっこ教室
 
年中〜小学6年生を対象に「速く正しく走る技術」を身につけながら、運動神経を高めていくカリキュラムでレッスンを行っています。コーチも子どもたちから日々学び、成長することを忘れずに、子どもたちが将来スポーツ選手として活躍するだけではなく、人間として大きく活躍できることを考え、丁寧な指導を行なっていきます。
 
 
世田谷スクール
東京都世田谷区大蔵4-6-1 世田谷区立総合運動競技場 陸上競技場
BEAT AC TOKYO ランニングスクール世田谷スクール | 習い事の体験申込はスクルー
子ども向けランニングスクール BEAT AC TOKYO(ビートエーシートウキョウ)は、スポーツの基礎となる「走る」を通して将来活躍する子どもを育てていきます。 BEAT AC TOKYOでは、…
池袋スクール
東京都豊島区南池袋1-28-1
西武池袋本店別館9階 池袋コミュニティ・カレッジ
BEAT AC TOKYO ランニングスクール池袋スクール | 習い事の体験申込はスクルー
子ども向けランニングスクール BEAT AC TOKYO(ビートエーシートウキョウ)は、スポーツの基礎となる「走る」を通して将来活躍する子どもを育てていきます。 BEAT AC TOKYOでは、…

「運動会のリレーメンバーに入ったよ!」と、生徒から嬉しい報告


スクルー編集部(以下、――) 早速ですが、様々なジャンルの習い事がある中、特に「どんな方」にかけっこを選んで欲しいとお考えですか?
 
荒井 輔 コーチ(以下、荒井コーチ)「子どもに運動神経を高めるための習い事を何かさせたい」と漠然と考えたとき、水泳や体操を思い浮かべる方が多いと思います。私たちは「その選択肢にかけっこを加えてもらいたい」と取り組んでいます。走るって、どのスポーツに共通する基礎なので、どんな子にもやってもらいたいですね。
 
――  BEAT AC TOKYOさんに通うことで、子ども達は「どんな嬉しい未来」が得られますか?
 
荒井コーチ まず近い未来では、1回の無料体験レッスンから足が速くなります。レッスン前と後にタイムを測るのですが、必ず速くなるんです。
 
――  たった1回で!?
 
荒井コーチ はい、走り方を学んでこなかったなか、基礎を教えるので。その後は、その場限りにせず、おうちに帰って継続したり、BEAT AC TOKYOに通っていただいたりすることで、確実に足は速くなっていきますよ。
 
 
――  子どもにとって「走るのが速い」というのは嬉しいポイントでしょうね。
 
荒井コーチ 自信の源になると思います。去年の運動会シーズンでの出来事なのですが、小5のスクール生が「リレーのメンバーに入ったよ!」と報告してくれました。運動会に向けてリレーの選考会があり、そこで勝った、と。指導している私もとても嬉しかったですね。
 
――  笑顔が浮かんできますね!
 
荒井コーチ 運動会や体育のかけっこで、1位がとれたら自信になります。その自信や成功体験を積み重ねることで、自己肯定力も高くなる。そうすることで、人間的に明るくなったり、周囲に対して自信をもって接することができる子どもになってくれるんじゃないかな。
 
 
――  でも、そもそも運動が苦手な子は、そんなに上手くいかないのでは?
 
荒井コーチ KIDSクラス(年中・年長)に、走るのが嫌いな子がいたんです。リズムやバランスのトレーニングで「こうやってやるんだよ」と伝えても、あまり気が進まない様子でした。その子が、今や毎週楽しみに来てくれて、先日は1kmほど走れたんです。
 
――  かっこいい! 成長ですね!!
 
荒井コーチ 足が速い子がもっと速くなるのも嬉しいのですが、苦手な子がレッスンを楽しみにしてくれるのも嬉しいですね。今は、お父さんと自主練もしているそうですよ。
 
――  お父さんとお子さんとでランニングしているのでしょうか。子どもの成長を感じられるのは、親としても嬉しいでしょうね。
 
荒井コーチ 苦手意識を自分の頑張りで払拭できた経験は、その後の成長過程においても活かされると思います。これからの成長も楽しみですね。

幼少期に大切なのはコーディネーショントレーニング。腕振りなどすぐに走り方を教えない

―― では、具体的なレッスンについてお聞きしたいのですが、レッスンで大切にしていることについて教えていただけますか。
 
荒井コーチ とにかく楽しくする! 楽しくはないけど必要なトレーニングに関しては、「どうやったら楽しくなるか?」を考えてメニュー作りをしています。年中から小2くらいまでの生徒には、特に楽しさは大切ですね。
 
―― それより大きな子ども達は?
 
荒井コーチ 高学年になるにつれて、何かが上達することに関心が高まるので、ラダー(*1)なら「新しいステップが上手くなる」など、具体的なスキルアップにフォーカスを当てています。最初はできなかったけど、次の週にはできるようになった。そんな成功体験ができるようトレーニングメニューを考えています。
 
*1. ラダートレーニング中
 
―― 年齢に応じて、指導の仕方が変わってくるのですね。
 
荒井コーチ キッズは遊びの中にトレーニング要素を加えていて、年が上がるにつれてトレーニング自体を楽しめるようにしています。
 
―― 遊びというと?
 
荒井コーチ 年中・年長の子に「腕の角度はこうで、太ももはここまで上げて走るんだよ」みたいなことを言っても、その動きをやったことが無いので再現できないんです。まずは「脳神経で身体を操る」という動作をやった方が良くて、楽しみながらそれを鍛えられるコーディネーショントレーニングを行っています。
 
 
―― コーディネーショントレーニングには、どんなメニューがあるのですか?
 
荒井コーチ シンプルなのがリアクションじゃんけん。「じゃんけんポン! ポン!」と、2回目のポンで勝ってもらうんです。つまり瞬時に反応する後出しじゃんけんです。集中力と素早い反応が必要で、意外と難しいんですよ。
 
―― 面白そうですね!
 
荒井コーチ 慣れてきたら、次は左手でもやってみる。さらにレベルアップして「今度はわざと負けてください」ということもします。目で見たものを、脳で処理して、体を動かす。神経系を活性化させる動きっていうんですけど、こういうことを行っています。
 
―― リアクションじゃんけんは、家でもできそうですね。
 
荒井コーチ ぜひ! この記事をご覧いただいているスクルーのユーザーさんも、親子でチャレンジしてみてください。さらに「足じゃんけん」も取り入れると、全身運動にもなりますよ。
 
―― いいですね。ただ……これで足が速くなるのでしょうか?
 
荒井コーチ ひたすら「こうやって走るんだよ」と言い続けて上手くなるわけじゃなくて、神経系を活性化させるコーディネーショントレーニングを繰り返すことで、自然に腕振りがきれいになったり、姿勢が良くなったり、足が上がるようになったりするんです。だいたい3ヶ月くらい続けると効果が出てきますよ。

自分の頭でしっかり考えて、想いを言葉で伝えよう!

 
―― BEAT AC TOKYO さんが掲げている3本の柱のひとつに「人間力・考える力」がありますが、これについて教えてください。
 
荒井コーチ 私ごとになりますが、小学生のころクラブチームでサッカーを習っていて、中学の部活でサッカーを強化するため陸上部に入りました。顧問らの勧めで高校で陸上にシフトして本格的にやってきたのですが、高校、大学、社会人となるにつれて、残っていく選手って人間的に成長している選手が多いと気づいたんです。極端に言えば、言われたことをただやるだけの選手は、どこかで潰れていったり、競技から離れていったりしがちです。そうした姿を近くで見てきたので、子ども達には「自分で考える力」を身につけて欲しいと思っています。
 
―― コーチの言う通りにしなさい! では無いんですね。
 
荒井コーチ そうです。自分の頭でしっかり考えて、自分の想いを言葉で伝えられるようになるのが大事です。
 

―― 具体的には?
 
荒井コーチ たとえばリレー。リレーはなるべく2本するようにしていて、まず1度リレーをやって、次も同じチームで勝負するんです。ここで順番を変えたり、作戦を立てたりなど、考える時間を設けています。「どうやったら速くなるかな?」「どうやったら次は勝てるかな?」と、チーム内でコミュニケーションを取ります。そこで、自分の意見を言ったり、その結果どうなったのかを話したりします。
 
―― なるほど、身体を動かすだけでなく、自分の考えをみんなの前で発言できるきっかけを与えているわけですね。
 
荒井コーチ さらに、レッスンの最後にはスピーチもしてもらっています。KIDS(年中・年長)だと「楽しかった」「あれがむずかしかった」「来週はこれをやりたい」といった具合に。U-9(小1〜3)では、それに理由をつけてもらっていて、なぜ難しかったのか、なぜ来週はその練習をしたいのか。さらにU-12(小4〜6)になると、30秒や1分など時間を制限してスピーチする練習をしています。
 
 
―― 人間力については?
 
荒井コーチ 挨拶や礼儀正しさは、常に伝えています。たとえば、自分のチームが負けたとき、子ども達は誰かのせいにしがちです。「〇〇君がいるから負けたんだ」とか、「あっちのチームはあいつがいるから勝ったんだよ、ずるい」とか。そのとき、誰かを責めたり、言い争いをしたりするのは良くありません。それぞれの子が一生懸命頑張っているのだから、子ども達には「負けても人を讃えよう」の想いを持ってもらいたいと取り組んでいます。
 
―― 走る技術や体力作りだけでは無いんですね。
 
荒井コーチ 子ども達をお預かりする身として、そこはきちんと伝えていきたいです。

BEAT AC TOKYOでは、経験を積んだコーチが指導!

 
―― BEAT AC TOKYOさんが、今後さらに目指していることはありますか?
 
荒井コーチ BEAT AC TOKYOを、全国の子ども達に広げて行きたいと考えています。
 
―― 全国ということは、コーチも増やしていく必要がありますよね。
 
荒井コーチ アスリートからのセカンドキャリアって、オリンピックに出場できるレベルの人だと、何かしらスポーツの道で生きていけると思います。でも、ちょっとの差。ほぼ同じレベルまで来てオリンピックに出られなかった人って、やむおえず会社員になる方が結構多いんです。そういう層の人が活躍できるきっかけをつくりたいと考えています。
 
―― まさに荒井コーチや、代表の五ケ谷さんがお手本ですね。
 
荒井コーチ そうです。そのために、まず自分自身がやってみて、僕らができれば、他にできるアスリートはたくさんいると思うので、そうした方々を巻き込んでいきたいですね。
 
―― 子ども達にとって、すごい実力をもったコーチに指導してもらえるって贅沢ですね。
 
荒井コーチ BEAT AC TOKYOは、教える人は誰でもいいわけではなく、経験を積んだコーチ陣が教えるところも価値にしたいなと思っています。BEAT AC TOKYOをそうやって広げて行き、子どもたちの走り方や運動神経を高めていきたいですね。
 
―― 素晴らしいです。社会貢献的にも意義があるように感じます!
 
荒井コーチ ありがとうございます。

【無料体験】たった1回でも速く走れるようになる!

 
―― 最後に、無料体験レッスンについて教えてください。
 
荒井コーチ 通常のレッスンとは別に体験日を設けていて、そこでレッスンの流れを体験していただけます。コーディネーショントレーニングを、まずは味わって欲しいですね。
 
―― 冒頭で、1回の体験でも足が速くなるとおっしゃっていましたが、それについては?
 
荒井コーチ 1回でも足が速くなるポイントを教えて、かつタイム測定もしています。幼児は30m、小学生は50m。レッスン前と後で、タイムがどう変化したのかを見てみます。また、動画も撮影し、あとでフォームを確認してもらえるようにしています。
 
―― 1回で結果が出せるって、改めてすごいですよね!
 
荒井コーチ 依頼を受けて単発で出張指導に行くこともあるのですが、そこでは1回で指導しないといけないですからね。先日も千葉県市川市にあるサッカーチームに声かけてもらって行ってきました。走り方が変わると、試合中のパフォーマンスが上がるんです。あと、一見走らないスポーツでも、トレーニングの中に走るが入ってくるので、そこで走り方がきれいなのと、きれいじゃないのとでは効果も変わってきますよ。
 
―― きれいに走るって、一生使えるスキルですね。
 
荒井コーチ そうですね。だからこそ、神経系の発達が著いプレ・ゴールデンエイジ(5歳〜8歳)とゴールデンエイジ(9歳〜12歳)の子ども達に伝えたいんです。
 
―― なるほど、幼少期こそ身につけておきたいですね。今日はありがとうございました。
 
荒井コーチ 体験では人と比べず、個人にフォーカスしてレッスンしています。走り方については一から教えますので「あ、腕振り上手くなったな」って気持ちで帰ることができると思います。ぜひ、お待ちしています。今日はありがとうございました。
 

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WRITER

北野 啓太郎

フリーランスライター・編集者
男性視点の子育てブログ「パパやる」を運営しながら、パパライターとして活動中。

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