まず始めに
習い事教室・スクールの3段階のマーケティングについてご紹介します。
「もうそんなの知ってるよ!」
「当たり前じゃないの!」
という方もいるかもしれませんが、復習のつもりでお付き合いください。初めての方には、ぜひ実践して頂きたい内容になります。
1段階目「集客」
教室をはじめたらまず行わなければいけないのが「集客」です。教室をはじめたら、集客はずっと向き合い続けていかければいけない課題になります。
お客様からよく「どうやったら一気に生徒を獲得できるの?」というご相談を頂きますが、正直に申しますと、そんなに簡単は方法はございません。
しかし、必ず成功する方法はありませんが、やっておいたほうが良い活動というものは存在します。ここでは、一部ご紹介致します。
<集客のポイント>活動の幅を広げる
集客活動は何をやっていますか?とお聞きすると、たまにホームページしか用意していないという先生がいらっしゃいます。非常にもったいないと思います。
今は無料で活用できるツールも増えております。
・習い事系のポータルサイト(スクルーを含む)
・SNS(Facebook、Instagramなど)
・ブログ
・チラシ(門配、折込など)
・DM
活用できるものは全て活用したほうが良いです。
まずは、知ってもらわないと始まりません。
この場所(住所)で、こんな活動(レッスン)しているよ!
体験レッスンも開催しているので、来てくださいね!
と各種ツールを使って、情報発信しましょう!
現在の集客活動は足りてますか??
2段階目「体験開催」
集客をはじめたら、各種ツールから入会する見込があるお客様(以降、見込客と呼びます)が集まってきます。
いきなり入会することもあり得ますが、まずは見込客に対して、体験レッスンを開催して、教室のことをよく知ってもらいましょう。
<体験レッスンのポイント>教室の理解を深めてもらう
みなさんの教室は、体験レッスンをどのように開催していますか?
通常クラスのレッスンに混じって体験してもらう方法もあると思いますし、個別に体験レッスンを開催することもあると思います。
いずれの方法にしても、大切なことは見込客に
教室の特徴や、先生が重要と思っていること(想い)をちゃんと伝えられているか?
ということです。
体験に参加して楽しかったと感じ、帰ってもらうことも大事ですが、教室の特徴や先生の想いが伝わらなければ、保護者からすると決め手に欠けてしまいます。周りに同じジャンルの教室があった場合は、他の教室へ体験受講してしまう可能性もありますね。
まずは、体験レッスンを開催していない教室については、体験レッスンを開催すること。その次は、体験レッスンの内容(中身)をちゃんと振り返ることが重要です。
ぜひ、体験レッスンの内容を、定期的に見直してみてください。
他にも、体験レッスン後に入会に至らなかった理由をあつめる・分析すること、体験者の情報を整理することなども重要ですが、こちらはまた別の機会にお伝えしたいと思います。
3段階目「入会者」
体験レッスン開催後、教室の特徴や想いが伝わり、月謝などの条件も合えば、入会が決まります。1人1人生徒さんが増えてくることは、とても有り難いですよね。
しかし、入会が決まったら「ひと安心」と思っていませんか?
入会者に対して考えなければいけない大事なポイントをご紹介します。
<入会者に対してのポイント>満足度の向上(退会の防止)
入会して頂いた後に(やむを得ない理由を除いて)、すぐに辞めてしまったら困りますよね?生徒も楽しく、なるべく長く続けて頂くためには、満足度を高める必要があります。
どの点で満足を感じるかは生徒(保護者)次第ではありますが、理由も聞けず、いきなり辞めることは防がなければいけません。
まずやることは、生徒・保護者から声を拾える状態や体制を作ることです。
入会したときの満足度が高くても、先生の見えないところで除々に満足度が低下している可能性もあります。定期的に生徒・保護者の方から意見や満足度を聞ける状況を作っておくと安心です。
例えば、、(あくまで一例ですが)
◎入会者に対してアンケート調査を定期的に行う
◎普段からコミュニケーションを取るためにレッスンの活動報告を行う
◎イベントなどを開催し、保護者の方から気軽に意見をもらう場を作る
いずれにしても、事前に危険信号をキャッチできれば改善のしようがありますね。改善点がわかることも重要ですが、入会の決め手になった点も聞ければ、集客のときに発信する情報の見直しも出来ますよ。
みなさんの教室はどうですか?ちゃんと声を聞けていますか?
<入会者に対してのポイント>ファン化すること
特に不満もなく、楽しく長くレッスンを続けて頂いている生徒が出てきたら、教室の良さを広めてもらう仲間(ファン化)になってもらいましょう。
その生徒さんが、みなさんの教室の1番の理解者です。
◎その生徒さんから、新規体験者を紹介して頂く
◎ホームページや集客ツールなどで事例として出て頂く
もちろんすべての生徒さんが対象ではありませんが、きちんと声を拾い、改善することで、より教室のこと理解をして、好きになってくれる生徒さんが出てきます。
ファン化するためにも、日々のコミュニケーションは重要です。
最後に
さて、少し長くなっていまいましたが、習い事教室の3段階のマーケティングについてご紹介致しました。今回は、概要(触りの)部分ですが、除々に各段階のよりツッコんだ部分についても紹介していきたいと思います。
スクの助でも、習い事教室の3段階のマーケティングに沿って、より使いやすい機能の追加・改善をしていきます。
ご期待くださいませ。
習い事教室・スクール向け生徒管理サービス「スクの助」についてはこちら
↓↓↓
生徒集客サービス「スクルー」についてはこちら
↓↓↓