ポイント1 ロボット系とゲーム系
子ども向けのプログラミングレッスンには、大きく分けて「ロボット系」と「ゲーム系」があります。「ロボット系」では、実際に手で触れることができるロボットを使います。ロボットが動作する命令をプログラミングすることで、自在に動かすことができるようになります。「ゲーム系」は、パソコン画面の中で完結します。プログラミングでゲーム制作やアプリ制作を学ぶことができます。
子どもの年齢や個性によっても変わりますが、はじめてプログラミングを学ぶ場合には、ロボット系の方が楽しさを感じやすく、プログラミングの理解も早いと言われています。一方で最初から「ゲーム系」を楽しめる子もいますので、どちらも体験してみるのがよいですね。
ポイント2 ステップアップできるカリキュラム
最初は悪戦苦闘していたカリキュラムも、一度理解してしまえば簡単に感じてしまいます。その時に大切なのがステップアップできるカリキュラムの有無です。
例えば「Scratch」というプログラミング学習ソフトは、はじめてプログラミングを学ぶ上で素晴らしいソフトですが、上達するにつれ徐々に物足りなくなってくるでしょう。より本格的なゲームやアプリ開発を学べるカリキュラムが用意されている教室がオススメです。
また、コンテストなど発表の機会があると、目標に向かって頑張ることで、学習のステップアップも早くなります。
ポイント3 先生・教室との相性
最後のポイントは、先生や教室との相性です。これはプログラミング教室に限らず、どんな種目にも言えることですが、子どもがリラックスできて、夢中になれる環境があるかどうかは、学びの質に大きく影響します。
例えば近所に3件のプログラミング教室があったとしたら、3つ全て体験して、子供との相性を見極めてあげることが大切です。
ヒューマンアカデミーロボット教室
ロボットの仕組みから本格的なロボット制御まで、レベルに合わせて5歳から中学生まで学べるカリキュラムが用意されています。著名なロボットクリエイターの高橋智隆先生が審査委員長を務める全国大会を開催しており、目標を持って学習できる環境が整っています。
LITALICO ワンダー
「ロボットクリエイトコース」や「ゲーム&アプリプログラミングコース」など、複数のコースから子供に合ったカリキュラムを選ぶことができます。ワンダーメイクフェスという発表会イベントを開催しており、日頃の学習成果を発表できる場が整っています。
スタープログラミングスクール
低学年の子供でも学びやすいiPadを使ったコースから、実用的なスキルが身につくWebプログラミングコースまで、ステップアップできるカリキュラムがあります。