12歳以下の児童を対象とした「小学生部門」が新設されたU-22プログラミング・コンテストの応募受付が始まっています。
U-22プログラミング・コンテストは、1980年から経済産業省主催として優れた人材の発掘・育成を目的として開催している、作品提出型のプログラミングコンテストです。2014年に民間へ移行してからは、民間のIT・ソフトウェア業を中心とした企業がスポンサーとなって続いています。
U-22で認められると、<IPAの未踏事業への推薦・起業したい場合はCSAJスタートアップ支援事業への推薦・現役プログラマーや関係者と交流を持てる>など可能性を広げられる魅力があります。
今回から小学生部門が開設されるのは、2020年からプログラミング教育が小学校で必修となることもあり、プログラミングを学び始めたばかりの小学生にもコンテストに挑戦してもらいたい、そして、もっとプログラミングを好きになってもらいたいという想いが込められています。
小学生部門は年齢制限だけでなく、審査ポイントも異なります。一般のU-22での審査ポイントは以下の3つです。
- 有用性や芸術性等、ビジネスの可能性を評価する「1.プロダクト」
- アルゴリズムや機能性等、技術的を評価する「2.テクノロジー」
- 独創性や将来性等、アイデアを評価する「3.アイデア」
小学生部門では主に、【アイデアやなぜこの作品を作ったか】、というポイントを中心に評価されます。
「プログラミング」を使えば作品は自由で、去年のU-22カテゴリーの入賞作品は「3DアクションRPGゲーム」「お薬服用管理アプリ」「起動速度や電力効率などを最適化した超軽量カーネル」「作業記録・活用ツール」などさまざまです。
応募期間が夏休み中までありますので、自由研究のテーマにプログラミング作品を選んで成果を応募してみてもいいかもしれませんね!
応募期間:応募受付中〜2017年8月17日(木)
応募方法、その他詳しい情報は下記リンクから公式ページのものをご覧ください。