2018年は子供の習い事業界から見るとどんな年だった?
2018年は、2020年から小学校で本格実施される新学習指導要領の影響で、特にプログラミングが話題になった年でした。いろいろな企業が実施した子供に習わせたい習い事ランキングでも「プログラミング」が登場するようになりましたね。
学校での授業開始に合わせ、プログラミング教室がすごい勢いで増えています。
プログラミング以外でも、小学校では2020年から5・6学年で「外国語(多くの場合は英語)」が科目となり、成績で評価されるようになります。少子化や東京オリンピックなど、国外に目を向ける機会も増えている事情もあり、英語や英会話を幼少から始めさせるお父さんお母さんが増えています。
それ以外でも、中学で数年前から必修となった武道とダンスは、小学生から取り組む習い事としてかなり定着してきました。昔から武道の教室は多くありましたが、世の中の音楽グループ人気と共にダンス教室もかなり増えています。
スクルーではどうだった?
スクルーでは、順調にパートナー教室が増え、全国3000校以上の教室の体験を受けられるようになりました。東京都世田谷区から始まったスクルーですが、都内多くの都市部から、全国展開しているブランド教室まで体験できる地域が広がってきています。
それでは、2018年のスクルーでのアクセス数、お気に入り数、申し込み数など多くの指標から出したランキングを発表します。
※ptはスクルーが独自集計した単位です
1位:ダンス 47903pt
スクルー全体でのアクセス、お気に入りされた教室数で、ダンスがトップとなりました。こちらのダンスは広い意味で、大きく分けると「バレエ系」「ストリートダンス系」の両方を含んでいます。大きい教室では、教室内でバレエ、ヒップホップ、タップダンスなど色々なクラスを扱っている場合もあります。ダンスを得意とする音楽グループ人気や、高校のダンス部が注目されるなど見た目の華やかさから近年とても人気の高い習い事になっています。
2位:音楽 44204pt
この音楽には、ピアノやバイオリン、リトミックまで広く音楽を扱う教室が含まれています。音楽教室の特徴は、1才・2才といった低年齢から習える教室があるという点です。楽器を使う場合は、ある程度手や指が発達していないと扱うことが難しいですが、1才、2才という年齢からでも親子で習えるリズム教室やリトミック教室が多くあります。
3位:サッカー 34380pt
男の子から特に人気のある定番のサッカーがスクルーでもよく見られたり、申し込まれたりしていました。近年は海外で活躍するプロ選手が増えたこともあり、英語でサッカーを教える教室も登場しています。現役プロ選手がサッカー教室を開くことも増えてきています。
4位:体育・体操 33986pt
体育といえば学校の授業を想定しますが、この体育・体操教室は、かけっこ、跳び箱、マット運動などで楽しみながら体全体を動かし、体を発達させることができる習い事です。普段ただ遊んでいるだけだと使わなかったり偏りがちな部位に刺激を入れることができるので、特定のスポーツに子供が興味を持ったときにも自然と活かせそうな習い事です。
5位:リトミック 33536pt
2位の音楽内でも紹介したリトミックが5位となりました。リトミックは親子で参加することがほとんどで、1・2才という低年齢の子が通える数少ない習い事のひとつとして人気があります。通常インターネットで検索すると、対象年齢はわからないことが多く、問い合わせてみて対象外・・・の繰り返しとなってしまいがちです。スクルーは対象年齢を絞り込んで探せるので、こういった年齢が限られる習い事を探すお父さんお母さんからも支持されています。
6位:格闘技 30587pt
格闘技には、レスリングやボクシング、テコンドー、ブラジリアン柔術、そして空手などが含まれています。その中でも一番教室が多いのは空手教室ですが、純粋な流派を教える空手教室から、マットなどを使い総合的に体を動かすメニューがありながら格闘技の動きも取り入れる教室など、空手・格闘技といっても教室によって特徴があります。
7位:スイミング 29562pt
7位は習い事としての定番でいつも人気なスイミングです。東京の都市部などは、スイミングは空きがないほど人気があります。親がスイミング経験者の場合、ベビースイミングなど小さい頃から親子で参加しはじめる最初の習い事としても選ばれることが多いです。
8位:ピアノ 27510pt
8位は定番のピアノです。近年では、東大生にピアノ経験者が多いと言われるため、頭がよくなる習い事としても注目されています。教室数も多くあるため、お子さんに合った教室を探しやすいという利点があります。
9位:バレエ 23945pt
リズム感が養える、姿勢がよくなるなど、特に女の子から人気の高いバレエです。検索回数では、スクルーでもトップクラスの注目度でした。
10位:英語・英会話 23853pt
冒頭でもお話した小学校で科目として始まる英語・英会話は、今後ますます注目されそうな習い事です。習い事としての英語・英会話教室は、楽しく英語に触れたり、第二言語の習得を目指すような教室が多いです。もし学校のテストで点を取ることを目的とする場合は、塾が合うかもしれません。お子さんの興味や目的に合わせて教室選びをしましょう。
番外編:プログラミング教室は?
よくあるアンケート結果の『通わせたいランキング』でランクインしてきているプログラミング教室ですが、スクルーの2018年ランキングでは15位でした。まだ小学校でプログラミング教育が始まることを知らないお父さんお母さんもいるため、定番の習い事ほど検索回数は上がってきていません。その反面、スクルー内でのお気に入り、申し込み数は多く、教育に対して感度の高いお父さんお母さんからはアンケート通りの注目度があったといえます。今後実際に授業がはじまってくると、定番化しそうな気配はありました。
こちらもご覧ください「プログラミング教室選び3つのポイントと人気教室TOP3」
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