子供の習い事いつから始めた?【習字/書道・そろばん・武道】編

子供の習い事いつから始めさせよう?について、【前回のピアノ・バレエ・スイミング編】に続いて、「習字/書道、そろばん、武道(剣道、柔道)」編をお届けします。

 

習字/書道

小学校に入り、何か習い事をしたいということで探すと家の近所に習字を教える教室があり迷わず選びました。やはり習字を習うことで字がきれいになっていったのと、集中力が養われたと思います。そのおかげで学校でもたくさんの書道で賞をもらったりして段も取ることができました。その教室は安くて、毛筆も硬筆も教えてもらえてよかったと思います。いまいちだったのは人気が出すぎて生徒数が異常に多かったことです。座れずに少し待たなければいけないことがあったほどです。

10歳のときに始めました。書道を習い始めた理由は、友達が習っていたことと誘われたのがきっかけです。やっていてよかった点は、大人になった今でも字が人よりも上手いことです。人前で字を書いている時に褒められることもあるので習っていて良かったです。イマイチだった点は、書道の段位をとりましたが就職活動では意味がない資格なので少し悲しいです。また数年間、書道を習いましたがこれ以上自分の字が上達するとは思えなかったので辞めることになりました。

近所の友達が習っていたため10歳から始めました。もともと字を書くのが好きだったのも理由のひとつです。手本を見て真似するように筆やペンを動かすので、きれいな字を意識する癖がつきます。また、集中力、巧緻性も身に付きました。周囲から字がきれいと褒められるようになり、自信もついたように思います。マイナスな点は、特に思い当たりません。普段の生活に必須の能力ですし、将来の役に立つことも間違いありません。今でも習っていて良かったと両親に感謝です。

アンケートを取ったところ習字を始める時期は2つに分かれていました。ひとつ目は小学校1年生ごろ(6,7歳)で、これは親がやらせて始めた場合が多いみたいです。ふたつ目は9,10歳で、「周りより字が下手なのが気になった/友達がやってたから/友達から誘われた」という自発的、または友人からという理由が多かったです。習字はある程度長期間習うことが前提となりますが、長く続けるほど効果は大きく、子供が大きくなるほど「やらせてよかった」と実感できる習い事でしょう。小3から中3まで学習指導要領の必修科目になっているわりに、実際に習字を習っている子はスイミングより少ないので、やっているとかなり目立ちます。

そろばん

近所にあり計算力があがると6歳のとき親に連れられたのが始まりです。また学校の友人もたくさんいましたのでクラブみたいで楽しかったですね。月に1度あるくじが楽しみで商品がもらえるのが嬉しかったですし励みになりました。比較的子供たちが多いので終わった後はみんなで遊んだりしてましたのでみんな仲良しになることが多かったです。そろばんは、得意ではなかったですが計算力は上がりましたので無駄にはならないと今でも思ってます。

当時は周りの友達のほとんどが通っていたため、10歳のとき母から強制的に行かされました。数学がとても苦手で成績も悪く、数字を見るのも嫌でしたが、そろばん塾に通うようになると、そろばんが好きになり、不思議と数字も好きになり、自然に頭の中にそろばんが浮かび、暗算が得意になりました。その結果、どんどんと数学の成績が上がり、今では数字に強く、暗算も計算も早くなり、仕事に役に立っています。今思えば、母から強制的に通わされて、嫌々通った塾でしたが、人生を変えてくれたと言っても過言ではない塾に、頑張って通って良かったと母に感謝しています。残念なのは、今そろばんは全然使われていないことです。もしかしたら知らない若者もいるかもしれません。

9歳から小学校卒業までやりました。そろばんそのものは友人が始めていたので自分もやりたいという単純な動機でしたが、やってよかったことは計算するということにおいてのスピードが早くなったことと、数字をとても意識するようになったことです。そして勉強するという意識が高くなったように思います。イマイチだったのは、当時はそろばんが本当に役に立つようには思えなかったために、つまらないと感じたことや、その教室には人がいっぱいであり、放課後に遊ぶ時間を持つことがあまりできなくなったことです。

習字とならんで日本人の習い事の定番といえば、そろばん。最近は「ねがいましては〜」でパチパチはじくイメージのそろばんも変わってきていて、PCの画面に数字を出し瞬時に計算する「フラッシュ暗算」を取り入れる教室が増えています。わかりやすい進級制度や、タイムを計りスピードを競うため競争意識を持ちやすいことが取り組むモチベーションになったという声もありました。はじめるタイミングとして、小学校高学年になると先に暗算してしまって「そろばん頭」になりにくいこともあるみたいです。

武道

(剣道)

最初は防具を着るのを手伝ってもらえますが自分で出来るようにならないといけないので、紐を結んだり自分でちゃんと出来る年齢の方がいいです。そのことから剣道の稽古を開始するのは小学校1年生〜3年生頃がちょうどいい時期でしょう。

(剣道)

元々体質が弱い上に猫背気味な姿勢もあり、親の強力な勧めで11歳から剣道教室に通い始めました。剣道の複雑なルールを一から理解出来た事やそれに至る丁寧な指導、そして常に姿勢を正す心掛けにより体幹を中心に筋力が付き、だいぶ姿勢がまともになったのが良い点でした。

(柔道)

3歳年上の兄が柔道教室に通っていて、よく見学に行っていて楽しそうだなと思ったのがきっかけです。私は9歳から始めました。最初は受け身や礼儀作法を習いますが、この受け身が今でも咄嗟に転んだ時に出てしまいます。もう染みついているのでしょう。おかげで大人になってからも大きな怪我はありません。しかし、実際に通っている時はよく打撲や捻挫をしていました。武道ですので礼儀作法がきっちりと身に付きます。これは今でも習ってよかったと思う点です。

武道は礼に始まり礼に終わるというように、礼儀作法をとても大切にします。そのため、身体的な技術向上よりも精神的な成長を期待して習わせることが多いようです。教室によって小さい子向けに細かく指導する仕組みがなかったりします。剣道、柔道、空手は体の接触があるので恐怖心を持つ子も少なくありません。見学に行ったり、礼儀作法を身につけさせたいなら他の種類の武道教室に変えてしまうのも一つの手です。

 

習い事はある程度長く続けると効果が出てくるものが多いですよね。相性のいい先生と出会いたいなあ。家の近所がいいなあ。スクルーで教室を探して、比べてみてください。

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