子供は外で遊ばせてあげたい!
そう考えるお父さん、お母さんは多いでしょう。ところが「外遊びがいい理由は?」と聞かれると
「んー なんとなく。。。」
と曖昧な答えになってしまいます。果たして本当に屋外での遊びは子供にとって良い事なのでしょうか?
先日行われたプレーパーク世田谷さんのセミナーで貴重なお話が聞けました。
ここではその一部をご紹介します。まず結論からいうと
「んー なんとなく。。。」
と曖昧な答えになってしまいます。果たして本当に屋外での遊びは子供にとって良い事なのでしょうか?
先日行われたプレーパーク世田谷さんのセミナーで貴重なお話が聞けました。
ここではその一部をご紹介します。まず結論からいうと
”外遊びは必要です!”
少し難しい話になりますが、屋外での遊びは”アイデンティティ”を育む上で重要な役割を果たしているそうです。
アイデンティティとは、自我同一性といい、”自分自身がどんな人間であるか”という自己認識です。
これが上手く構築されないと、自分の意見が言えなかったり、やりたいことが見つからない大人になってしまいます。
このアイデンティティは記憶によって育まれると言われています。記憶に残るのは感情を大きく動かすような体験です。
そのような体験を繰り返し、記憶が積み重なっていくことで、自分の過去を振り返り「自分ってこんな人間だよね」という認識(=アイデンティティ)を作るのです。
そして、そういった体験を得られる場所が、屋外での遊びということです。
屋外では、夏の暑さや冬の寒さ、風を感じたり、匂いや音など、様々な刺激によって感覚が鍛えられ、情動(感情の動き)が発達するそうです。そのために、記憶に残るような体験を得やすい環境になるのでしょう。
皆さんも子供の頃の記憶を思い出してみてください。
屋外で体験したことの方が沢山記憶に残っていませんか?
このように、子供の頃に屋外で遊ぶことは、とっても重要な役割を果たしているようです!是非、公園や近所の散歩に積極的に出かけてくださいね。